1

こんな疑問を解消します。
2019年荒川が氾濫寸前の状況になりました。
荒川が氾濫した場合かなり多くの被害がでていたでしょう。
もし水害が発生した場合あなたの住んでいる家はどうなってしまうでしょうか?
ほとんどの家が水害に対して対策をしていないのが現状です。
しかし、今回の紹介する一条工務店の『耐水型住宅』は水害に対応したモデルになっています。
もしも、今後の家の購入を検討している方はぜひ参考にさいごまでよんでみてください。
家づくりで後悔することは?
家づくりは『間取り』で後悔するケースがほとんどです。
経験上、早めに自分の理想の間取りは必ずつくった方がいいです。
私たち夫婦も間取りをつくってもらうまでは、夫婦で間取りのイメージが共有できていませんでした。
ココに注意
お互いの意見のずれがトラブルの原因
そんなトラブルを防ぐために無料でプロが間取りつくってくれるコチラのサイトがおすすめですよ。
簡単にできるのでぜひ試しにやってみてください。
3分間で無料見積もりや間取り作成ができるので、家づくりをはじめる方に『大満足』と好評です。
では本題にうつっていきますね。
もくじ(押すとジャンプ)
一条工務店の『耐水型住宅』の必要性
結論、必要ある。
理由は現在地球温暖化?の影響で異常気象が続いています。
明らかに最近災害の数が増えていると感じている方が多いのではないでしょうか?
実際に気象庁のデータを見ると
日降水量100mm以上および200mm以上の日数は106年間で有意な増加傾向があります。最近30年間(1977~2006年)と20世紀初頭の30年間(1901~1930年)を比較すると100mm以上日数は約1.2倍、200mm以上日数は約1.4倍の出現頻度となっています。
簡単にいうと大雨が昔と比べて増加傾向にあるということです。
地球温暖化の影響かどうかは気象庁もわかっていません。
しかし、台風や記録的な大雨の情報が昔よりも圧倒的に増えているのは事実です。
災害時に家を守るためにしっかりと対策することは重要なことです。
2019年〜2020年の水害
令和元年房総半島台風
令和元年東日本台風(7都県に特別警報)
令和元年8月の前線に伴う大雨(特別警報)
令和2年7月豪雨(熊本県を中心に被害)
さまざまな水害が発生しています。平成は地震で災害が多かったですが、令和になってから水害が多く発生している現状です。
ココがポイント
これから家を買うかたは地震はもちろん水害にも警戒が必要になってきています。
耐水型住宅の性能とは?
耐水型住宅を発売している住宅メーカー世界で一条工務店ただ1つです。
それだけすごいってことですね。
一般的な住宅が水害の被害に遭う危険ポイントは4つです
危険ポイント4つ
浸水
逆流
水没
浮力
一条工務店はこの4つのポイントを1つ1つ対策する家を建てることに成功しました。
実際の映像がこちら
危険ポイントを1つづつ解説していきます。
浸水
一般の住宅の場合浸水を防ぐのはほぼ不可能です。
よく昔どは土のうを家の前においていましたが、災害級の水害になると、その浸水を防ぐのは無理です。ですが一条工務店は1番難しいとされる浸水しない住宅を完成させました。
その方法について簡単に紹介していきます。
水が入る隙間をなくす(壁面防水処理)
外側の面に透湿防水シートをつけることによって浸水を防いでいます。
どうしても防水シートの間に隙間ができてしまうため、隙間部分に専用の接着剤を塗り水密性を確保しています。
フロート弁付き床下換気口
換気口の内側にフロート式の弁を設置したことによって換気口からの水の浸水を防ぐことができます。文字ではわかりにくいと思うので図ででみるとわかりやすいです。
このように水が多く入ってきた場合勝手に弁が水の侵入を防いでくれます。
玄関ドアの水面性向上
玄関ドアを閉めた際の隙間を水密性の高い中空パッキンを採用することによって水の浸水を防ぐことができます。
さらに鍵穴の位置も高めにしておくことによって耐水性を確保しています。
普段の生活ではこのドアは開けにくくなるというデメリットはありません。
窓ガラスを強化ガラス
水の水圧は水位1mで1トンにもなるそうです。
そんな圧力にも対応できる『厚さ5mmの強化ガラス』を採用しています。
窓と窓枠の隙間から浸水を防ぐために玄関ドアと同様に中空パッキンを使用しています。
さらに樹脂サッシを採用することで水密性をさらに高めています。
このような対策をすることによって浸水を防ぐことに成功しています。
かなり入念に計算されて作られているのでしっかりと浸水を防いでくれています。
逆流
この逆流に関してはわりと知らないかたが多いです。
水害が発生するし、家が浸水してしまうと床下の排水管から水が侵入して『風呂場』や『トイレ』などから水が吹き出してしまいます。
それを防ぐために『逆流防止弁』というものを取り付けています。
水害によって排水管を汚水が逆流してきた場合に自動的に弁が閉じて汚水が侵入してくるのを防ぎます。
逆流防止弁にあっては破損等が起きてもすぐにメンテナンスできるように簡単に外せる仕様になっています。交換も簡単です。*浮上対応の場合
水没
一般住宅の多くの方は水没に頭を悩ませるでしょう。
1階部分のエアコンの室外機が水没。
エコキュートが水没。
こんな状況になってしまうとすぐに普通のライフラインがおくれなくなってしまいます。
『耐水型住宅』は室外機、コンセント類、蓄電池にあっては水没しないように高い場所に設置しています。
エコキューとにあっては水に弱い部分を本体の上部にすることによって水害が起きても稼働できるよに開発を行っています。
水没してもすぐに普通の日常が送れるように考えぬいて作られています。
浮力
浮力に関しては2種類のタイプが存在します。
水を重りにして浮力から守る→『スタンダードタイプ』
実際に家を浮かせて守る→『浮上タイプ』

スタンダードタイプ
スタンダードタイプは床に水の引き込み口が存在していて、その引き込み口に水をあえて入れることによって浮力に対抗する対応になります。
もし、災害級の雨が降ってに危険な水位に達した場合のみ家が浮かないように水を引き込むような仕様になっています。
物理的に水で家を重くする発想。すごすぎます。
構造上普段の大雨程度では水が入らないような仕組みになっています。
もし水を抜く場合も水抜きが設置されており、排水することも簡単にできます。
浮上タイプ
船を港に置くように、家の敷地内の四隅にポールを設置しています。
そのポールに家を繋ぐことによって水害時に家が浮いて被害を最小限にするという斬新なタイプです。
イメージがしにくいと思うのでこちらの映像をご覧ください。
『二重基礎構造を採用』
家が浮上する際は基礎ごと浮上するため、土砂が流れ込んだり、地面が削れた場合水平に着地することは難しいです。
しかし、二重基礎にすることによって、浮上時も基礎の下にさらにコンクリートを引くことによって安定した着地ができるようになっています。

価格はどのくらいなの?
耐水型住宅についた解説してきましたが、実際に採用できないような価格であれば意味がありませんよね。
価格
スタンダードタイプ:1.2万円/坪
浮上タイプ:3万円/坪
30坪の家を購入した場合
スタンダードタイプ→約36万円
浮上タイプ→約90万円
個人的に浮上タイプやりすぎ感が強いので一般的にスタンダードタイプがおすすめ
川の近くに住んでいる方はともかく多くの方はスタンダードタイプで十分なスペック。
実際に営業さんに確認したところオプションでつけている方はやはりスタンダードタイプがおおいそうです。
万が一の備えなので、付けていて損はありません。
一条工務店の全ての家に採用できる?
結論として、耐水型住宅は『i-cube(アイキューブ)』と『i-smart(アイスマート)』でしか採用できません。
現在人気のグランセゾンには残念ながら採用できない結果になりました。
理由は耐水型住宅は2倍耐震(建築法の耐震性能の2倍相当)の強度にする必要があるからです。
グランセゾンはその強度に適応できないため2021年2月現在は採用することができません。
i-smile(アイスマイル)も採用することはできない。
世界初の耐水型住宅を採用する場合は『i-cube(アイキューブ)』若しくは『i-smart(アイスマート)』での購入を検討してください。
一条工務店の耐水型住宅は最強?

この考えの方は危険です。
実験では耐水型住宅の性能に間違いないことが証明されています。しかし、実際の災害は予想をはるかに超えること起こる可能性がある場合もあります。
ですのでもし危険な豪雨や台風が予想されている場合は早めの避難をしてください。
『自分は大丈夫』
こういった考えの方が被災しているケースが多いです。
『避難したけど結果的に家も水が入っていなくてよかった。
すぐに日常の生活が送れる』
こんなイメージで購入を検討してくださいね。
今後は『耐水型住宅』が一般的になる?
今後は一条工務店だけでなく他のハウスメーカーも耐水型住宅を発売する可能性が高いです。
家のあり方はわたしたちの生活の不安によって変わっているからです。
地震が多い時は耐震性の高い住宅をと日々住宅業界は進化しています。
水害が増えている今、どこのハウスメーカーも耐水型住宅を発売することにメリットが多いです。
現在
耐水型住宅=一条工務店
未来
耐水型住宅=一条工務店、積水ハウス、住友林業、へーべルハウスなどなど
今後大手ハウスメーカーは『耐震性』と同じように『耐水性』に力を入れていくるでしょう。
ですので、『耐水型住宅』は数年後一般的になっている可能性が高いです。
さいごに
今回は一条工務店の耐水型住宅について解説しました。
もし気になる方は一条工務店の公式ページに貼られている動画をみるとさらに耐水型住宅について理解できます。
令和になり水害が増えたことは事実です。
今後どんな災害が起こるかわかりませんが、災害にしっかりと備えておくことが重要になります。
今後水害での被害が少しでも減るように耐水型住宅には注目していきたいです。
家づくりで後悔する確率
1軒目の家づくりで後悔する確率は90%
理由は全員が初めての経験だからです。
何事もはじめってだとわからないことばかりで、
結局ハウスメーカーの営業さんに言われるがままに進んでしまうんですよ。
まずは自分で間取りをつくってみることからスタートすることをおすすめします。
正直いきなり展示場にいってもカモにされて時間だけがかかるだけです。
私も10社以上展示場に行きましたが、間取りをつくってくれるところは1つもありませんでした。
失敗しない対策法
どんな家に住みたいのか?
どんな間取りがいいのか?
家の大きさはどのくらいがいいのか?
『このことをふまえてまずは間取りをつくってみましょう。』
といわれても『自分ではつくれない』
そんな方がほとんどです。(私も自分ではつくれません。)
注目
コチラのサイトをつかうことで簡単に間取りを作成することができます。
ぜひ参考にしてみてください!
あなたの家づくりがより良いものになりますように。
後悔しないように情報収集をしてください。
お互い良い家を建てましょうね!